フルグラフィックTシャツを洗濯する際の注意点
印刷製法の進歩もあり、オリジナルTシャツにおいても、かつてはできなかったデザインが実現できるようになりました。ただ、印刷範囲が広域にわたる場合に気になるのは、色落ちやインクが取れてしまうこと。デザイン性にこだわればこだわるほど、洗濯の際の懸念が増えることを意味します。ではフルグラフィックTシャツを洗濯する際にはどんなことを注意すればいいのでしょうか。
画期的なデザインを実現するフルグラフィックTシャツ
画期的かつインパクトのあるフルグラフィックTシャツ。Tシャツ全体にデザインが施されているタイプのTシャツです。通常のTシャツプリントは、Tシャツの中心部のみにデザインされていることがほとんど。しかし、フルグラフィックでは袖や襟首部分までデザインし、フルカラー印刷で楽しめることが最大の魅力です。
好きなアイドルやアーティストのイラストを描いてTシャツ全面にフルグラフィック印刷したり、撮った写真を全面に印刷したりすることで、より個性的で目立つオリジナルTシャツを着こなすことができます。しかし、お手入れに関しては「全面印刷されているTシャツってオシャレだけど、洗いたいときは普通に洗濯していいの?」と心配する人もいるでしょう。
そこであらかじめ把握しておきたいことは、全面印刷されているフルグラフィックTシャツを洗う際のポイントです。生地を傷めたり、インクの剥がれを防いだりするための洗濯の仕方を一通り確認しておきましょう。
印刷範囲が広いだけに気をつけたい洗濯の仕方
フルグラフィックTシャツはTシャツ全面にデザインが施されているので、洗濯の仕方にも注意が必要です。手洗いと洗濯機と2通りの洗い方がありますが、生地の傷みやインクの剥がれをより防ぎたい人には手洗いがオススメ。手洗い用の洗剤を用意し、押し洗いをしましょう。
大き目の容器に洗剤を入れ、手の平でTシャツを優しく押したり持ち上げたりを繰り返します。汚れがついてしまっているときには、スポンジに洗剤を含ませて優しく叩き洗いをしましょう。ゴシゴシこすると、こすった部分だけが色落ちしてしまったり、インクが剥がれたりしてしまうので注意が必要です。
また、洗濯機で洗う場合は、洗濯コースを「手洗い」もしくは「弱水流」に設定しましょう。そして、洗濯ネットにフルグラフィックTシャツを入れて洗濯機に投入し、洗濯開始です。すすぎの時間は短めに設定することもポイント。長い時間の設定にしてしまうと、汚れのほかにインクまで落としてしまう恐れがあります。
基本に忠実に丁寧洗いを心がけることが重要
ほかの洗濯物とは別に洗うことを「めんどくさい」と感じてしまうこともあるかもしれませんが、フルグラフィックTシャツのような全面プリントTシャツを長持ちさせるには丁寧に洗うことが重要です。手洗い用の洗剤で優しく洗うことを基本としてTシャツをお手入れしましょう。
そうすることでTシャツがヨレず、洗濯によるダメージを軽減させることができます。基本となる洗い方を学び、「いかにTシャツを大切に扱うか」ということを意識しながらケアを徹底することが重要です。
個性的なデザインが楽しめるフルグラフィックTシャツは、オシャレの差をつけることだけではなく、自分の世界観を表現できる一つのツールにもなります。そんな大切なアイテムを正しい方法でメンテナンスして保管することで、より長くフルグラフィックTシャツの着こなしを楽しめることでしょう。
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