キャンペーンTシャツを使った販売促進
情報過多で物が多くありふれている昨今では、普通に製品やサービスを売ろうとしても、その価値を知ってもらえなければ消費者の購買にまでなかなかつながりません。そのため、売上を伸ばすことはもちろん重要ですが、その前に認知度を拡大する工夫や戦略が求められます。近年ではそうした販売促進のためにTシャツを利用するケースが増えています。
大ヒットが少ない物が売れない時代に
新しいもの、流行りのものが飛ぶように売れたバブルの時代が、雇用や消費が伸び悩む時代に移行して早25年。四半世紀の間に、消費者が商品やサービスの価値を見極める目は十分に鍛えられました。好景気を知らない若年層は、必要なものと不要なものの線引きを自分の価値観で行うようになり、誰もが欲しがる商品というカテゴリーはすでに消滅しつつあります。
現在は、ある限られた界隈で一定以上の注目を集めることがヒット商品を生む近道と考えられています。そして、口コミやSNSでの情報共有がどんな広報よりも消費者の購買意欲に火をつけることが実証されつつあるのです。この時代にモノを売るためにはターゲットを絞り込み、その属性の中でいかに人気を集めるか、その勢いをどのようにして別のグループに飛び火させるかが重要な鍵となっています。
大手企業や大物アーティストも使うTシャツ戦略
こうした時代の流れに対応すべく、今さまざまな企業でTシャツを使った販売促進が積極的に行われています。限定デザインのTシャツをキャンペーンの景品にしたソフトバンク限定Tシャツ「スター・ウォーズ UT」やキリンビバレッジの「午後T」、ベロのロゴがトレードマークのロックバンド「ローリングストーンズ」などがその好例です。
景品のTシャツをファンが着用することで、今までアプローチが難しかった購買層にもブランドやサービスをアピールできます。企業や商品の宣伝をするためには媒体が必要ですが、Tシャツを着たファンが歩く広告塔になってくれれば、多くの人に「このロゴ見たことある!」という印象を植えつけることができるのです。景品を提示して、消費者にアンケートの回答やSNSでのシェアを促すテクニックは珍しくありませんが、より宣伝効果を高めることができることがTシャツを景品として選定するメリットであると言えます。
SNSを利用した情報拡散で知名度UP
オリジナルTシャツのデザイン性は優れているのに越したことはありませんが、すべての企業がキャラクターやブランド、人気デザイナーの力を借りることができるわけではありません。だからといってTシャツを使った販促を諦めるのはもったいないことです。
最初にご紹介したとおり、現在は誰もが欲しがるものよりも、ある層を狙って打ち出した一見マニアックすぎるもののほうが口コミによって高い宣伝効果を得られる時代です。「SNSでシェアしてくれた方から抽選で5名の方に、『元気が出る!わが社の社訓Tシャツ最新版』をプレゼント」など、SNSでの情報拡散を狙ってTシャツを制作するのも手段のひとつでしょう。会社の規模感は関係なしに、自社の製品やサービスを浸透させる意味合いでもプレゼントTシャツを採用してみてはいかがでしょうか。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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