萌えおこしTシャツで地域創生を画策しよう
近年、アニメのキャラクターなどのいわゆる”萌え文化”を活用した地域PRが非常に流行しています。都心への人口流出に歯止めがきかない現代において、「地域活性化の起爆剤になるのでは?」と注目を集めています。そこで今回はこの萌え文化を活用した萌えおこしTシャツのご紹介です。
地域振興の手段として注目される「萌えおこし」
2005年、ユーキャン流行語大賞に選出されたことで、一般にも大きく広まった「萌え」。そもそもはアニメや漫画、ゲームなどに登場する人物に対する行為や執着、興奮といった感情を表す言葉として、一部のサブカルチャー好きの間で使われていた言葉です。
そしてこの「萌え」が「萌え文化」としてさらに一般的になった要因のひとつとして挙げられるのが、2007年あたりから注目を浴びるようになったアニメの聖地巡礼です。深夜に放送されるアニメのモデルになった場所へファンが訪れることで、大きな経済効果が生まれたケースも少なくありません。
熱心なファンだけではなく、ライトなアニメファンの間でも聖地巡礼が広まってくるにつれ、アニメのモデルとなった地域では、これを地域振興の手段として活用するようになってきました。これが今、注目を浴びている「萌え文化」を活用した地域振興、「萌えおこし」です。
地域とコラボすることで期待される相乗効果
「萌え」と地域振興のつながりはアニメだけではありません。ゲームや漫画のキャラクターはもちろん、地域振興を目的とした独自の萌えキャラクターを作成し、PRに活用する地域も出てきています。
その代表的な例として、愛知県知多半島の観光や産業、文化をPRするイメージキャラクター「知多娘。」です。もともとは2009年に「ニートの就職支援事業のPR」として始まった企画でしたが、そこに「萌え」の要素と取り入れたことで瞬く間に全国に情報が広がりました。
その結果、イメージキャラクターの人気が爆発するとともにこの企画・運営にさまざまなジャンルのプロを目指す若者を積極的に起用することで、「地域とコラボレーションした若者の成長と実績の場作り」としても大きな成功を果たしました。
知多娘。と地域のコラボ企画では、さまざまなグッズも販売され、その中でもキャラクターごとに別のデザインがされたTシャツは現在でも人気商品のひとつです。
キャラ使用の際は著作権の確認を
萌えおこしは単なるサブカルチャーの領域を越えた地域戦略の一つとして根づいている傾向があるようです。特にアニメの舞台となった地域では、「アニメ聖地巡礼」が流行っており、コラボTシャツを作成することで、比較的コストをかけずに地元のPRをできるでしょう。
ただし、コラボ商品としてアニメのキャラクターを使用する際は著作権について、十分な注意が必須となります。著作者の許可なく、勝手にTシャツなどにデザインを利用すれば、著作権侵害として場合によっては多額の損害賠償を求められることもあります。
自分たちで作成したオリジナルキャラクターでないかぎりは、著作者に対して敬意を持ち、慎重に対応することが重要です。
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