農業の後継者不足解消の一手となる農業Tシャツ
近年、日本全国で農村の若者離れが深刻化しています。農業に対してポジティブな印象を持っていない若者が増えており、後継者がいないことで存続の危機を迎えている農家もあるそうです。これまで築いてきた伝統の継承を途絶えさせないためにも、オリジナルTシャツを使った若者勧誘のためのPRをしてみてはいかがでしょうか。
農村では深刻な後継者不足に
現在、日本の農村はさまざまな問題点を抱えています。そしてその中でも大きな問題となっているのは農業従事者の高齢化、そして後継者不足です。農林水産省が5年に1度調査を行う農林省センサスによると、2015年の農業従事者の数は209万7千人です。この数字は2005年の335万3千人に比べ125万6千人の減少、さらに1985年の542万人に比べ339万人も減少しています。
また農業従事者が減少する一方、高齢化は進んでおり、65歳以上が64%と半数以上を占めていますが、これに対し39歳以下は7%しかいません。この結果を見ても農業従事者の高齢化、そして若者の後継者不足は急速に進んでおり、一刻も早い対策が求められています。
農業のイメージアップ戦略にTシャツを
若者が農業から離れていく要因は決してひとつではありません。都会への人口流出、天候に左右され安定が一定しない、重労働などさまざまなネガティブイメージがあります。しかしそれ以上に大きな問題は、若者にとって今まで過ごしてきた環境を捨て、新たな場所で未知な仕事をすることへの不安です。
地元の若者が都会へ出て行ってしまう以上、後継者不足を解消するには、別の地域から若者を勧誘しなくてはなりません。そのためには農家だけが頑張って勧誘を行っても若者の不安を解消することは困難です。農家だけではなく、村や町が一体となり新たな農業の後継者を受け入れる体制をつくることで、少しでも若者の不安を払拭するようにする必要があります。
そこでおすすめしたいのが、農業のイメージアップと同時に若者の不安解消にもつながる、オリジナルTシャツを村や町ぐるみで作成する戦略です。農家だけではなく村、町の大勢でオリジナルTシャツを着ることで自然と一体感が出ます。そうなれば若者を歓迎する雰囲気も自ずと生まれてくるのです。
村や町単位での募集活動が大切
若者の人材難が叫ばれている農村では、人を集めるために農業体験ツアー、お見合いパーティー、婚活イベントなどのイベントを開催しています。
オリジナルTシャツはそうしたイベントでより効果を発揮します。農家、村や町の人、そして参加者の間に短時間のうちに一体感や仲間意識が芽生え、若者が農家や村、町に感じる不安も解消される可能性が高まり、農家への興味も強くなっていきます。
農業への若者勧誘のポイントはイベントを単なるお祭りにするのではなく、村や町が一体となり一体感を生み出し不安を解消させることです。オリジナルTシャツはそのツールのひとつとして大いに役立ちます。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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