大学のネーム入りプリントＴシャツで学園祭を楽しもう

学園祭を盛り上げる大学のネーム入りプリントＴシャツ

学園祭で来場者に楽しんでもらえる展示やステージを作り上げるためには、メンバー全員が力を合わせて準備に取り組むことが大切です。しかし、個々の事情であまり準備に関われなかったり、そもそも興味がなかったりして、チームの団結から漏れてしまうメンバーがでてきてしまうのが悩みどころ。そんなときに力を発揮するのが、大学名やサークル名が入ったオリジナルTシャツを着用し、全員の当事者意識に火を付ける工夫です。

大学で学園祭を行う意味や目的とは

日本では小中高の学校で当たり前に開催している文化祭ですが、海外には同様な機会がなく、授業を削ってまで校内を飾り付ける日本の行事ごとに「うらやましい！」という意見を持つ外国人は多いそうです。しかし、積極的にクラスの出し物に意見を出す人もいれば、準備の手間を億劫に感じる人も多い中で、文化祭を全員強制参加で行うことには、何か理由があるのでしょうか。

文部科学省の学習指導要領では、文化祭などの学校行事を「人間関係を上手く形成すること」「集団生活で、所属しているという実感や連帯を深めること」「公共の精神を培ってより良い学校生活を築くこと」という3つの目的を達成するための手段として、授業と同列に扱っています。それがHRの時間に作業することの根拠となり、クラスメイト全員が準備に立ち会うことを可能としていました。

しかし、大学の学園祭は全員参加ではありません。学科やサークルなど掛け持ちするグループを行き来することも可能であり、まったく関わらずアルバイトに勤しむのも自由です。このように個人の自主性が尊重される大学の学園祭で、自分のサークルや学科の出し物を成功させるためは、サークルを掛け持ちするメンバーなどにも協力をあおぎ、運営の担い手を確保する必要があると言えるでしょう。

ほかとは違うプリントで存在感を

学園祭本番までに「チームの団結力を高めたい！」とお考えなら大学やサークルの名前が入ったプリントＴシャツを作成し、チーム全員で着用してみてはいかがでしょうか。準備段階からオリジナルTシャツを着用すれば、学園祭ムードも高まり、一人ひとりが当事者意識を持って準備に取り組むことができるでしょう。

また、オリジナルTシャツは学園祭当日に自分たちの出し物を宣伝することにも力を発揮します。Tシャツにサークル名とパフォーマンスの時間や場所を目立つようにプリントすれば、大学構内をただ歩きまわるだけで、発表内容を周知することができます。企画内容やそのターゲットに合わせて、Tシャツデザインを考えることも大切です。バンド演奏をするなら黒地にゴールドのプリントを施してバンド名をアピールしたり、女子高生をターゲットにクレープ屋さんを出店するなら、パステルカラーのTシャツに輪切りのフルーツを散りばめたデザインで視線を集めたりするといいでしょう。

デザインを考えるうえで注意したいのは、生地とプリント部分の色の組み合わせです。同系色は文字が目立ちにくく、反対色だと逆に目がチカチカしてしまい、実際に着用するメンバーからの支持が得られないかもしれません。インクジェットやシルクスクリーンなどのプリント方法の違いによっても出来上がりが変わるので、Tシャツ作成担当者を中心にメンバー間で活発に意見交換を行いましょう。

大学Ｔシャツはいつか宝物になる

仲間と協力したり、時に衝突したりしながら迎えた学園祭当日は、その準備期間にかけた労力の割にあっけなく終わってしまうものです。しかし、オリジナルTシャツをつくっておけば、学園祭でチームが一つになった思い出を形にして永遠に残しておくことができます。

もし卒業後に当時のメンバーと集まることがあれば、そのオリジナルTシャツを持参して参加してみてはいかがでしょうか。体型の変化などもネタにでき、同窓会が一段と盛り上がるかもしれません。学科全員の名前や、サークル内の全ユニット名などをTシャツにプリントしておけば、同窓会の出席簿代わりにもなります。メンバー全員がそろわない会でも、全員の顔を思い出す機会があるというのは素敵なことではないでしょうか。

オリジナルTシャツは、学園祭準備の作業服や本番の衣装として使えるだけでなく、学園祭を通して育った友情を未来につなげるためのアイテムにもなり得ます。長い間愛されるTシャツをつくるためには、独りよがりではなく、多くの人の意見を取り入れて、色や素材、デザインを決めることが大切です。