蛍光プリントでインパクトのあるネオンカラーTシャツをつくろう

蛍光インクにするだけでTシャツデザインが一気に煌びやかになるプリント方法

最近の流行の兆しとして「ネオンカラー」がトレンドになっていて、小物から洋服まで煌びやかなアイテムが出ています。ネオンカラーのTシャツやアウターなどもありますが、一般ユーザーからしてみるとなかなか着こなしが難しく取り入れ方に悩む場合もあるのが現状です。流行カラーを取り入れたいけど着こなしが難しくなってしまうのはちょっと….。と思ったらプリントカラーを蛍光インクに取り入れることをおすすめします。
Tシャツはスタンダードカラーでプリントを蛍光インクにするだけで一気に流行のネオンカラーTシャツの完成です。

蛍光プリントとは？明度・彩度が高いネオンカラーインク

インク自体はラバーインクですが、ラバーインクとは違い明度・彩度が高く煌びやかな蛍光
色。蛍光ペンと同じような発色で、インク自体が半透明なのが特徴です。
一見煌びやかなネオンカラーなので暗い場所でも目立ちそうですが、残念ながら蛍光プリントは暗闇で光ったり目立ったりすることはありません。

暗闇で発光させるプリントをしたい場合は蓄光プリントは光を吸収して光る特殊プリント
光に反射させるプリントをしたい場合は再帰反射プリント！リフレクターとも言われる暗闇で光に反射するインクなどがあります。

ラバーインクについては【Tシャツプリントの基本】ラバープリントの印刷方法や注意点で記載しています。

基本情報

特性	最低 版数	濃色 印刷	細部 表現
油性 水性	1〜	※可能	△

価格帯	短納期 対応	最大サイズ (mm)	生地種別
中	△	通常：320×360 最大：380×480	綿　　　：◯ ポリ　　：◯ ナイロン：◯

※発色を良くするために2回刷りや下地をプリントすることをおすすめします。

蛍光プリントの発色性

蛍光インクは発色の強いネオンカラー。通常のラバーインクよりも鮮やかな表現ができます。
ラバーインクのシルクスクリーンプリントですがインク自体が半透明なので、色生地の場合生地色が透けやすくなってしまうのが問題です。透けないようにするためには、下地にホワイトプリントをするか、蛍光インクを2回プリントすると発色よく仕上げることができます。

一回刷りの場合。 プリント部分が生地色に影響されます。

下地にホワイトプリント 濃色生地にもホワイトの下地を引くことにより、発色よくプリントすることができます。

蛍光インクのカラーバリエーション

蛍光ピンク1と2の差は、蛍光ピンク1の方が蛍光感が強いです。

蛍光イエロー	蛍光オレンジ	蛍光グリーン

蛍光レッド	蛍光ピンク1	蛍光ピンク2

蛍光プリントを活かしたデザイン

ベタ塗りでインパクトを出すこともできますが、シルクスクリーンのラバーインクなのでデザインに掠れパターンを入れることができます。また、蓄光と合わせて日中ではネオンカラーで暗闇で発光するとにかく目立たせたいプリントなども面白いですね。

デザインに掠れを入れると蛍光感を抑えることができます。	発色を活かしてネオン管デザイン。薄緑部分は蓄光プリントなので暗闇で発光します。

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蛍光プリントのメリット・デメリット

メリット	ネオンカラープリントができる
デメリット	インクが半透明なので1回刷りだと生地色に影響される

蛍光プリントのまとめ

煌びやかなネオンカラーのプリントができる蛍光インクを使用するだけでTシャツにインパクトが出ます。色生地に発色よくプリントするには2回刷りか下地にホワイトプリントすることをおすすめします。
生産前のサンプル作成や実物プリントサンプルも弊社展示室にて実際に手に取って見ていただくこともできますので、メールまたはお電話にてご連絡ください。