そもそもヘタウマとは?
ヘタウマとは、創作活動において技巧の稚拙さが、かえって個性や味となっている様を指す言葉。技術が下手で美術的センス、感覚がうまい、つまり技巧が下手でしかも人を惹きつけて止まない魅力があるものを指す。ただし、稚拙さを技術不足ととるか、計算や個性、あるいは味と捉えるかは、受け手の主観によるところが大きいため明確な定義は存在しない。そのためか「ヘタヘタ」という表現も存在する。
引用:Wikipedia
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絵が得意でなくてもヘタウマ風に書くコツ
絵が得意な人がサラッと簡単に書くと、不得意な人から見ればなんでそんなにサラッと書けるの?と関心してしまうばかりです。同じ絵を書いても、何か違うものになってしまったりなんてことも。でも、その上手に書けてない感が逆にとても愛嬌があって可愛く見えるものです。今回は、不得意さんでも愛嬌のあるヘタウマイラストの書き方をお伝えします。
イラストが何かおかしい!その問題と対処法
不得意さんの絵がなぜおかしいのか?いろいろな要因があると思いますが、全体のバランスと線が大きな原因であることが多いようです。逆に言うと、そこの二つがしっかりとしていれば、得意さんではなかなかかけないような素晴らしいイラストを完成させることができます。
バランスがおかしい!モデルを観察して!
問題:変なところから手が出てる?!
よく言われるのは、変なところがら手が出てありえない方向に曲がっている。とか、バランスおかしい。とか、あってはならないようなことが起きていることが多いようです。
モデルとなっている物の具体的な想像ができていないことが多く、何となくで描いたら結果…バランスがおかしい!なんてことになっていませんか?
解決策:元のモデルをしっかり観察しよう
得意さんでもモデルの記憶が曖昧な場合、バランスが悪いまでとは行かないですが、全く違うものとなってしまうことがあります。まずはモデルをしっかりと観察すること。動物だったらどこから手足が出ているとか向きはどうなっているかなど、よく観察してみましょう。
線がブレブレでホラーなイラスト!しっかりと1本の線にしよう!
問題:線を描きすぎて枝毛状態
線がブレていたりバランスを見ながら描いてたら、線をたくさん描きすぎて枝毛みたいになってしまって、線に迷いが出れば出るほど変にリアルなイラストになっている!なんて経験はないでしょうか。
解決策:一本の線に見えるように描く
デッサン画ではなくイラストなので思い切りが重要。一筆書きでもOKですが、何回かに書き分ける場合でも、1本の線に見えるような描き方をすると良いです。
目から描いたらバランスがおかしくなった!基準パーツを見極めよう!
問題:足や目から描いたらバランスがおかしい
最初の描き始めを足からとか、目からなどモデルの基準となるには不十分なパーツから描いて「え?そこから描くの?」なんて言われたことはありませんか?基準となる部分がどこなのかを見極めないと、全体のバランスを取るのが難しくなって歪んでしまったり、思った大きさにならなかったりしてしまいます。
解決策:基準のパーツを見極めよう!
基準となる基本的な部分として、人物や動物・ロボットは顔。植物の場合は花なら花弁や筒状花などの花の部分と考えるのか一番わかりやすいです。基準となるパーツが決まったら、そこからほかのパーツを加えてバランスを決めましょう。
いきなり本番ではなくアタリをとって全体的なバランスを見る方法も良いですね。
それぞれ赤丸部分を基準にしています。 基準を決めてからほかのパーツのバランスを考えましょう。 |
青い線がアタリ。はじめに全体的なガイドを描くことにより、本番描きでのバランスが取りやすくなります。 |
基本ができていれば画力は不得意さん最大の魅力!
上記はイラストを描く上で基本となる部分です。この基本ができていれば後の画力に自身が無くても、ヘタウマなイラストが完成します。得意さんではなかなか書けない裏をついてくるようなイラストは、不得意さんの最大の魅力です。その魅力を十分に発揮してヘタウマ風イラストを描いてください!
基本を参考に修正。大まかなパーツは元の画像を使用して修正しています。
修正前 ・体に対して頭の出ている位置がおかしい ・首が長い ・たてがみが後ろへ行っている ・手足のバランスがおかしい ・尻尾が変なところから生えている |
修正後 ・モデルを参考に頭と体のバランスを修正 ・たてがみを顔の周りにした ・手足のバランスを修正 ・尻尾の位置を修正 |
Tシャツにプリントするとヘタウマ感2倍増し!
ヘタウマなイラストをTシャツにプリントすると、より魅力的になります。少し文字をいれるとさらにデザイン性が上がり、とてもおしゃれなデザインTシャツに仕上がります。色を塗りつぶしたい場合、線よりもはみ出していたり欠けていたりしても良いですね。
自分で色付けしてフルカラープリントなんてこともできます。色付けのムラ感も魅力の一つになってくるのでフルカラープリントの場合は白Tシャツがおすすめです。
【概算見積もり例】シルクスクリーンプリント
BODY:United Athle/5001-5.6ozTシャツ
色数:2色
枚数:40枚
合計:50,000円(一枚あたり/1,250円)
「生地代・デザイン費・版代・プリント代・消費税」込みの概算金額です。
重要なのは、何事にも楽しく絵を描くこと!
イラストを描く上で一番重要なのは、楽しく描くこと。「絵が苦手だから描くのやだなー…」なんて思わずに自信を持って描いて行きましょう。楽しくなるといろいろなイラストにチャレンジしてみたくなり、いつの間にか上達して得意さんになっているかもしれませんね!
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ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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