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プリント方法によって仕上がりが大きく変わる!
オリジナルTシャツをつくる際に、デザインに大きなこだわりを持つことはとても重要ですが、実はインク選びもとても重要で同じデザインでもプリント方法によって完成が大きく変わってきます。発色具合や特徴をご紹介しますので、デザインやインク選びの参考にしてください。
今人気のプリント方法は?
現在、法人個人共に人気の印刷方法は染み込みプリント・ラバープリントが主流となっていますが、この2つのほかにそれぞれのデメリットをカバーできるハーフラバー・着色抜染プリントと人気が急上昇している全面フルカラープリントの5種類を比較します。
染み込みプリント
ラバープリント
ハーフラバープリント
着色抜染プリント
全面プリント・インクジェットフルカラープリント
染み込みプリント・自然な風合いで人気上昇中!
生地にインクを染み込んで着色するインク。白生地へのプリントは、生地に馴染んだ風合いで発色が良いですが、濃色生地や、淡色生地でもインク色が淡色の場合はインク色が生地色に負けて色が沈みます。最近ではその色の沈んだ感じや染み込んだ自然な風合いが良く、人気急上昇のプリント方法です。
こんな場合は染み込みプリントがおすすめ!
- 生地の風合いを損ないたくない
- 古着のようにプリントが馴染んだ風合いにしたい
- ラバープリントのべたっと感があまり好きではない
- ナチュラルな仕上がりにしたい
染み込みプリントに関する詳細は、染み込みプリント!インクが染み込んで生地の質感を活かす印刷方法で記載しています。
ラバープリント・王道のプリント方法
Tシャツプリントの王道と言えば、ラバープリント。生地の上にインクを乗せるので、生地色に関係なく発色良く印刷できます。細かく繊細な表現ができるのも魅力で、こだわりや細かなデザインの場合はラバープリントにするのが一番です。発色が良い反面、インクが染み込まないのでプリント面に通気性はほぼ無くなります。
こんな場合はラバープリントがおすすめ!
濃色生地にも発色良くプリントしたい
細かいデザインがある
まず最初はラバープリントでやってみる
ラバープリントに関する詳細は、【Tシャツプリントの基本】ラバープリントの印刷方法や注意点で記載しています。
ハーフラバープリント・あまりべたっとさせたくないけど発色も良くしたい!
ラバープリントの発色性と染み込みプリントの風合いのよさを合わせたのがハーフラバープリント。ラバープリントよりもべたっと感を抑え、染み込みプリントよりも発色が良いのでラバープリントの重さがあまり好きではない場合にはおすすめです。
こんな場合はハーフラバープリントがおすすめ!
発色良くプリントしたいけど、べたっとするのは嫌だ
プリント面が多いのであまり重くなりすぎたくない
ハーフラバープリントに関する詳細は、ハーフラバープリント!ラバーと染み込みのハイブリットで記載しています。
着色抜染・濃色生地にも発色良く染み込み印刷が可能
生地色を抜染しながら着色することで濃色生地にも発色良く生地目が出る印刷を可能にしたのが着色抜染プリント。抜染&着色するので発色はとても良いですが、プリント面にごわつきが出ます。洗濯や着用するごとにごわつきは徐々に少なくなっていくので、だんだん風合いの良いTシャツになっていくのが特徴です。抜染剤を使用していて抜染効果を無くしてから出荷するため、プリント後洗濯してからの出荷になります。
こんな場合は着色抜染プリントがおすすめ!
・濃色生地にも発色良くプリントしたい
・ラバープリントのべたっと感があまり好きではない
着色抜染プリントに関する詳細は、着抜プリント!生地色を抜染&着色して濃色Tシャツにも染み込み印刷で記載しています。
全面プリント・フルカラープリントにはこれ!
写真や多色のデザインなど色数が多い場合や、Tシャツ全面にプリントしたい場合には全面プリントが有効です。上4つのシルクスクリーンプリントで1色ずつ印刷する方法とは違い、フルカラーインクジェットプリントでTシャツにプリントするため、シルクスクリーンでは再現しきれない印刷が可能になります。ホシミプリントワークスでは、白インクを搭載した濃色生地対応の機種と、Tシャツ全面プリントが可能な機種を設備しています。
こんな場合は全面・フルカラープリントがおすすめ!
・フルカラーでプリントしたい
・全面にプリントしたい
・1枚〜数枚程度の少ない枚数で作りたい
・自作のイラストをプリントしてしたい
全面プリント・フルカラープリントに関する詳細は、全面プリントTシャツ!インクジェットプリントで記載しています。
プリント比較まとめ
染み込み | ラバー | ハーフ ラバー |
着色抜染 | 全面 フルカラー |
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風合い | ◎ | △ | ◯ | △ | ◎/△※ |
濃色印刷 | △ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎/×※ |
細部表現 | △ | ◎ | ◯ | △ | ◎ |
※白引き無しの場合は生地にインクが染み込んで柔らかな風合いですが、プリント食が生地色に影響されます。白引きをする場合はラバープリントのようなべたっと感がありますが、濃色生地にも発色良くプリントできます。
今人気のプリント方法をご紹介しました。デザインが同じでもプリント方法によってTシャツの仕上がりは大きく変わってきます。イメージやデザインまたは好みによってプリント方法を選んでみてください。
また、同じプリント方法でも生地色とインク色の相性やデザインの線の太さやベタ面の量などによって発色は変わってきます。量産前のサンプル作成やデザインとインクの相性などのご相談があればお気軽にお電話またはメールにてご連絡ください。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
個人のお客様や学生やサークルなどの団体様だけでなく、法人様向けにアパレル製品のOEM生産も対応しています。デザインや納期にお困りの場合でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。