大好きなあのキャラクターをプリントしたい!
アニメなどのキャラクターはどれも魅力があり、誰しも好きなキャラクターはあるのではないでしょうか。そんなキャラクターを使ってオリジナルTシャツを作ったらかわいくなる!と思ったことはありますよね?でも実際に問い合わせしたら「キャラクターのプリントはできません」と言われてしまいます。理由は著作権に引っかかってしまうとのこと。著作権は聞いたことがあるけど、実際どのようなものなのか簡単に説明していきます。
アーティストの歌詞も使えません!
キャラクターの次にデザインに入っているのは、好きなアーティストの歌詞。歌にはクラスで思い入れがあったり心に響く言葉だったりとTシャツのデザインにするにはとても魅力的な言葉がたくさん詰まっていますが、歌詞にも著作権があるため使用することはできません。
文章をデザインに入れたい場合は、ことわざや名言や自分たちで考えた言葉などを使用しましょう。
著作権と商標権
著作権に引っかかるからプリントできませんと言われても、著作権がわからないからプリントできない理由がいまいち納得できないと思うかもしれません。子どもが親になんでダメなのか聞いても「ダメなものはダメなの!」と言われているような感じがしますよね。ここでは著作権などについてちょっとだけ説明したいと思います。ちょっとだけなので、ダメと言われる意味がなんとなく分かったくらいに捉えてください。
よく聞く著作権のほかに作品などが守られる権利として商標権、意匠権などがあります。どれも知的財産権と呼ばれ、法律で守られていて無断で使用することはできません。今回はオリジナルTシャツを作成する際に重要視される著作権と商標権について簡単に説明します。
著作権
著作権はコピーライトとも呼ばれます。商品などに社名などと一緒に書いてある「©️」がコピーライト。キャラクターや作品を作った時点で著作者のものとなるのが著作権です。音楽を作ったり、小説を書いたり、写真を撮ったり時点で発生するので、申請手続きなどはありません。著作権が切れるのは死後50年間保護されます。著作権が切れたものをパブリックドメインと言います。
商標権
同じようなマークでRマーク「®️」があります。Rマークは特許庁へ申請して登録された商標であり、商標権と言われます。商標にも種類があり、文言やキャラクターなど商標登録されているものはさまざま。サッカーW杯での記憶に新しい「大迫半端ないって」も商標登録されていることが話題になりましたね。キャラクターもピカチュウやミッキーマウなど有名キャラクターは商標登録されていると思ってください。
著作権や商標権の侵害をした場合は、罰則があるので現存しているキャラクターは使わないのが得策ですね。
商標登録されているものは特許庁のJ-Plat Patで検索ができます。
音楽についての著作権はJASRACで検索ができます。
著作権や商標権についてくわしく知りたい場合は
自由に使える素材を配布しているサイトもある
IllustratorやPhotoshopを使える場合は、イラストなどがフリーで使えるサイトもあるので活用してみるのも良いですね。サイトにより利用規約があるのでよく読んでから使用しましょう。本職のデザイナーでもこのようなサイトをよく使用します。たとえば、このコラムの一番上の写真と吹き出しも無料配布サイトからダウンロードしたものです。
イラストを配布しているサイト(抜粋)
・イラストレーターが作ったデザインが会員登録で無料ダウンロードイラストAC
・シルエットのデザインが豊富にそろうシルエットデザイン
ホシミプリントワークスのデザイナーに任せてみる?
ホシミプリントワークスにもデザイナーが在籍していて、手書きで描いたラフ画からオリジナルのキャラクターに完成させることもできます。なんとなくの絵とポイントをデザインシートに書いていただければ、打ち合わせのときにオペレーターとくわしく打ち合わせをしてデザイナーがフィニッシュ。企業様向けにオリジナルのデザインを提案させていただいてる実績も十分にあるのでお気軽にご相談ください。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
個人のお客様や学生やサークルなどの団体様だけでなく、法人様向けにアパレル製品のOEM生産も対応しています。デザインや納期にお困りの場合でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。