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繁盛しているカフェにするためのポイントとは?
男女問わず、今は会社勤めをしているものの、将来は脱サラをして自身の経営するカフェや喫茶店を持ちたいという方もいるでしょう。しかしきちんと準備をしなければカフェで成功することは簡単ではないため、抜かりない事業計画が重要になります。繁盛しているカフェにはどんな特徴があるのでしょうか。今回は喫茶店を経営するための戦略として、特にリピーターを増やすための店づくりのポイントをご紹介します。
喫茶店やカフェを経営するポイント
お客さんと会話を楽しんだり、自分のつくったコーヒーや紅茶を飲んでゆっくりと寛いでもらったりできる場を提供したい。喫茶店やカフェの経営をしたいという方の多くは、そういった憧れが根底にあるのではないでしょうか。しかし当然ながら憧れだけで経営が成り立つことはありません。自身で喫茶店やカフェを経営したいといった場合、いくつかのポイントを抑える必要があります。
コンセプト
そのお店をどういったコンセプトで経営していきたいのかは、喫茶店、カフェに限らず独立開業する際には必ず持っておくことが重要です。しっかりとしたコンセプトを持つことで、立地はもちろん、どういった外装・内装にするのか、メニューはどういったものを用意すべきかが決まってきます。逆にコンセプトが定まらないと、店舗設計も中途半端なものになってしまい、誰にとっても居心地のよくないお店になってしまいます。
経営計画
最初のうちはよくわからないから何となくで、と考えていれば必ず失敗します。人件費や家賃、広告費などといったコストに対してどれだけの利益を上げれば経営ができるのかを算出します。次にそれを年、月、週、一日と細かく落とし込んでいき目標値を設定します。漠然としたものではなくしっかりと数字にすることで目標が明確になります。
開業したものの失敗する人が多い理由
喫茶店、カフェの経営に憧れる人は多いものの、実際に開業しても短期間で閉店してしまうケースが少なくありません。実際、「飲食店.com」を運営している株式会社シンクロフーズが2015年に行った調査によると、約7割以上のカフェが営業開始から3年以内、そして約4割以上が1年以内に閉店しているといったデータが出ています。
ではなぜ、喫茶店、カフェはそれほどまでに短期間で閉店してしまうケースが多いのでしょう。その理由は「理想が高すぎる」、「経営計画ができていない」の大きく2つに分けられます。前項で経営するポイントとして「コンセプト」と「経営計画」が重要としました。結局はこの2つの詰めが甘いことが短期間で閉店してしまう理由となっています。
理想が高すぎるというのは、たとえば、外装や内装に凝り過ぎてしまう。味を追求し過ぎてしまうといったことです。もちろんお客様商売ですから、見た目や味にこだわることは間違いではありません。しかし喫茶店やカフェは客単価がそれほど高い商売ではないため、あまりに理想を追求し過ぎて予算を無視した経営をしてしまうと、コスト増を抑えきれずに赤字になってしまいます。
経営計画ができていないというのは、文字通りどれだけの利益を上げれば採算が合うのかの計算が甘いということです。人件費、光熱費、家賃などすべてがコストになることを理解できず、収支計画が狂ってしまうようです。
味だけでないお店としての戦略が肝
喫茶店、カフェとして長くお客様に愛されるお店にしていくためには、味が良いことはもちろん、積極的にお店を知ってもらう戦略を練ることが重要です。同じコーヒーを飲むのであれば、ファーストフードやスターバックス、コメダ珈琲などのチェーン店のほうが気軽に入店できます。また最近ではコンビニでも美味しいコーヒーを安く飲むことが可能なため、何も知らない個人経営のお店に入ってもらうには、相当の努力が必要です。
お店の存在を知ってもらうには、DMやチラシ、広告などといった方法もありますが、それほど予算を取れない場合は、TwitterやLINE、Facebookなどインターネットを上手く活用すれば、お客様とコミュニケーションを取りファンになってもらうことも期待できます。ただしSNSはそれ自体、無料で利用できますが、続けていくためには人的、時間的なコストはそれなりに必要になりますので、常にコスト意識は持っておかなくてはなりません。
またSNSを活用する場合、単にお店の宣伝をするのではなく、しっかりとコンセプトを伝えることが重要です。どういったお店なのか、雰囲気は、メニューはといったことから、何を大切に思っているのかということまでを伝えます。お客さんにとって個人経営のお店は、最初の一歩が簡単ではありません。そこでできるだけお店のこと、店主のことをわかりやすく伝えることで、最初の一歩を踏み出してもらえるよにします。
不可欠となるリピーターの存在
SNSを使った宣伝やお客様とのコミュニケーションを重ねることで、お客様に来てもらえるようになったら次に考えるべきことは、そのお客様にお店のファンになってもらい継続して来てもらえるようにすることです。
繁盛しているお店は、総じてお店のファンが多く、リピーターがまた新たなお客さんを連れてきてくれるという好循環によって集客に多くの予算をかけずとも、自然とお客さんが集まってきます。そのためにはSNSを活用することも重要ですが、それ以上にお店での体験を重視しなくてはなりません。お店でいかに心地よく楽しい時間を過ごせるかが、リピーターを増やすための絶対条件です。
ファンを増やすための方法の1つとして、オリジナルTシャツやマグカップといった形の見えるものを販売、もしくはプレゼントするというものがあります。人は形のあるものを手にすることで、そのお店を思い出しやすくなることはもちろん、ファン意識も強くなります。またお店の雰囲気に合ったオシャレなオリジナルTシャツを着ることで、それを見た知り合い、友人もそれを着たいと思うようになってもらえば、新たなファンをつくるきっかけにもなります。
愛される店となるためのTシャツづくり
喫茶店やカフェは業態的に競合も多く、常に新規客を取り込むことは難しいと言えるでしょう。そのため、リピーターの確保こそが肝であり、そのための工夫や経営戦略をしっかりと練ることが重要になります。料理や飲み物の味だけではなく、「なんかいつも足を運んでしまう」といったファンが増えるような取り組みが必要です。Tシャツ戦略もその1つとして使えると言えます。
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