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春物を先取りしたい方は必見の衣替えのタイミング
2018年の年明けてからしばらく続いた大寒波。記録的な低温状態が続いただけに、多くの方が暖かくて過ごしやすい春の訪れを待ちわびていることでしょう。まだ来ない春に備えて準備することはいろいろとありますが、特に春になる前にきちんと準備しておきたいのが衣替えです。新品の春物のコートやジャケットでデビューする場合はもちろんですが、タンスの奥に眠っている春コーデをいつ引きずり出せばいいのでしょうか? そこで今回は暖かい春を待ちつつ、冬物から春物への衣替えのベストなタイミングについて考察します。
2018年大寒波の後に訪れる春
2018年は年明けから全国的に寒波が続いています。1月10日から13日にかけて九州、中国・四国で大雪が降り、徳島では4年振りに4センチの積雪を記録。また1月12日には24時間で80センチという記録的な大雪の影響から、新潟県三条市の踏切付近で電車が走行不能になり、約15時間30分の間、乗客約430人のほとんどが閉じ込められたまま立ち往生といったことが起きました。
都心でも1963年以来、55年振りに-3度を3日続けて記録、1月22日には南岸低気圧の影響で4年振りに大雪警報が発令され、夜には場所によって23センチの積雪を記録しました。さらに25日には最低気温が48年振りに-4度を観測しています。これだけの寒波が全国規模で続いている原因ははっきりとはしていませんが、2月になってもまだ強烈な寒波が再び流れ込んでくるとの予報もあり、暖かい春の訪れはまだまだ先のこととなりそうです。
気になる春服デビューのタイミング
2月4日の立春で暦の上では春になります。しかし、2月初旬はまだまだ気温が低く、特に今年は例年にない大寒波によって、暖かい春の到来はまだ先になりそうです。では具体的に春服デビューのタイミングはいつごろが最適なのでしょう。
例年であれば、3月中旬から4月初旬にかけてが春服デビューのタイミングになります。早い人であれば3月に入れば冬物はもう着ないという方もいるでしょう。ショップでも2月に入ると春物の販売はスタートします。衣替え自体はまだ先だとしても、この段階から今年の流行をチェックしながら、少しずつ春物をそろえていくとよいでしょう。
春服デビューのタイミングとして、前年度に衣替えをした時期をメモしておくといった方法もあります。しかし、暖冬の年もあれば、今年のような大寒波の年もあるため、一概に昨年度の時期と同じにすればよいわけではありません。またこの時期、日中は暖かくても夕方になり陽が落ちてくると急に冷え込むといったことも珍しくはありませんので、冬物から急に春物に衣替えをするのではなく、3月中旬を過ぎても、上に羽織るものなどは残しておきつつ、少しずつ春物にシフトしていくことをおすすめします。
把握しておきたい春物衣替えの時期
前項で春物への衣替えの時期は、例年であれば3月中旬から4月初旬にかけてと説明しました。もちろん地域によっても違いはありますが、東京近郊であれば、およそこの時期になってくれば、気候も春めいてくるため、この時期になる前までには、クローゼットの中身を春物中心にしておきましょう。
春物への衣替えを済ませ、実際に春物を着る時期を見極めるポイントは、温度です。特に注意して見ておくべきは、その日の最高気温です。最高気温が14度を超えるようになったら、春物で外出しても大丈夫です。ただし完全に春物にシフトするのは早計です。この時期は三寒四温といって4日暖かい日があってもまだ3日は寒い日があることが多いため、寒い日や暖かい日でも夜に備えて冬服も多少は残しておいたほうがよいでしょう。
ではすべての冬服をしまうのはどのタイミングがよいのでしょう。それは最高気温が常に15度から20度前後になったときです。そうなれば完全に春物にチェンジしてよいでしょう。そのぐらいの気温になれば、冬物のダウンやニットを中心とした服装はもう着るのが気候的にも厳しくなります。天気予報などをこまめにチェックして季節の変わり目のタイミングを見極めるようにしましょう。
長らくしまう冬服のメンテナンスも忘れずに
最高気温が15度を下回らなくなれば、晴れて春物の完全シフトすることができるでしょう。しかし、ここで気をつけなければいけないのが、冬物をしまうタイミングです。ほとんどの冬物はまた次の冬に着ることになります。そのため、無造作にしまってしまうと場合によっては次の冬には着られなくなってしまう場合もあります。
次の冬も万全の状態で着られるようにするには、特にコート類などの厚手の服はしまう前にクリーニングに出すようにします。そしてクリーニングから戻ってきたら、すぐにビニールを外してきちんと保管しましょう。衣替えの時期はどうしてもこれからのシーズン、この場合だと春物の洋服にばかり目が行きがちですが、これまでの寒いシーズンのお供だった冬服も最適な状態でしまってあげることが大切です。来年もまた気持ちよく着るための準備をこの時点でしっかりしておきましょう。
暖かくなっても上着などは常備すべき
衣替えの基準として最高気温を目安にするのはほかの季節とも変わりはありません。しかし、特に3月下旬~4月中旬の昼間はすごく暖かくても、朝晩がかなり冷え込むなど寒暖差が激しい時期でもあり、春物の洋服に気分よくして過ごしていると、夜になって寒暖差で風邪を引いてしまうという事態にもなりかねません。
長い冬を越えてやっと迎えた春だけに、多少寒くても春物を着て街へ出ていきたくなりますよね。そうした場合はバックや靴を春っぽい色に変えていく、また春服のインナーに暖かいものを着こむといった形にすると寒い思いをせずにすみます。
もちろん基本的には冬物から春物へと衣替えをする際には、春物を徐々に増やしながらも、気温が低くなった際を想定して羽織ることのできる上着などは意識的に常備しておくことをおすすめします。完全に衣替えする前の季節の変わり目の際は特に注意が必要です。今はこれから来る暖かい春に備え、流行をチェックしつつ春服デビューできる日を楽しみに待ちましょう。
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