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いまや珍しくなくなった自作Tシャツ
それぞれの趣味趣向が多様化している昨今において、日ごろから着る洋服も市販のものではなく、自身のアレンジがなされたものを身につけたいと考える方が増えてきているようです。そうした背景もあり、Tシャツを購入するのではなく自作するという考え方も一般的になってきています。Tシャツを自作というと難しいと思われるかもしれませんが、今では自宅や店舗などでTシャツを作成する方法も増えてきており、プリント機械さえそろえば、オリジナルTシャツの作成も、実はそこまで難しいことではありません。
Tシャツにも一からつくる楽しさがあるもの
世の中には本当に多種多様なファッションアイテムが存在しています。しかし、Tシャツを1枚も持っていないという方はほとんどいないでしょう。それほどTシャツは多くの方に親しまれており、小さなお子様からご年配の方まで、まさに老若男女問わないファッションアイテムの定番中の定番です。
多くの方のファッションアイテムの定番となっているTシャツですが、それゆえTシャツで個性を出すことは簡単ではありません。どんなに奇抜なデザインのものを購入したつもりでも、既製品である以上、必ず誰かが同じものを着ていることが考えられます。「他人と同じものを身につけたくない」という個性を大事にする方にこそおすすめしたいのが自作Tシャツです。
自作Tシャツのメリットは、世界に1つだけのオリジナルデザインを実現できることもありますが、それ以上に自分で着る洋服を自分でつくるという製作面の楽しさがあります。どんな色を使い、どんなデザインにしようと思いを巡らせる楽しさこそが、自作Tシャツ最大のメリットであり、自分で一からつくることによってよりTシャツを大切に使うようにもなるでしょう。
Tシャツ自作の方法の定番はアイロンプリント
Tシャツのデザインを自作するにはいくつかの方法がありますが、その中でもお金をかけずにもっとも簡単につくれる方法がアイロンプリントです。自分でTシャツをつくったことがあるという方の多くはこのアイロンプリントでの方法を実践しているのではないでしょうか。家や店舗で作業するとしたら、もっとも簡単な方法です。
アイロンプリントで自作Tシャツをつくるのに必要な道具は、アイロンプリント用紙に好みのデザインを印刷するためのプリンタ。Tシャツにデザインを転写するためのアイロン。そしてデザインをプリントするTシャツの3点です。ちなみにTシャツの生地は、アイロン転写が難しいメッシュやポリエステルは避け、綿にすることをおすすめします。また、アイロンプリント用紙はインクジェットプリンタ用とレーザープリンタ用の2種類がありますので、自分のプリンタに合ったものを選択してください。
手順は、まずアイロンプリント用紙に好きなデザインを印刷します。続いて印刷されたものをデザインにそって切り抜き、アイロンに転写、最後に台紙を剥がせば完成です。「え?それだけでできちゃうの?」と驚かれた方もいるかもしれませんが、実はこんなに簡単に自作のTシャツを作成することができます。なので、お試し感覚で1枚自作Tシャツをまずはつくってみるといいでしょう。
アイロンプリントを上回るシルクスクリーンとは?
もっとも手軽に自作Tシャツがつくれるアイロンプリントですが、これに慣れてきたらワンランク上の本格的なオリジナル自作Tシャツづくりにチャレンジすることをおすすめします。その方法がシルクスクリーンです。シルクスクリーンとは、インクが通過する穴とインクが通過しないところをつくることで製版し、印刷する技法である孔版画の1つで、現在はメッシュを使ったものが多いですが、もともとはシルクが使われていたことからシルクスクリーンと呼ばれています。
シルクスクリーンを使って自宅でTシャツをつくるには、2~3万円と若干高価ではありますが、専用キットを使う選択が間違いありません。シルクスクリーンでつくることの最大のメリットは、アイロンプリントよりも本格的なTシャツを自作できること。そして1度、版をつくってしまえば、それを利用して同じものをいくつも作成できることです。本当に気に入ったデザインができれば、自宅用と外出用に何着かつくるということも、シルクスクリーンであれば簡単です。
お金をかけずにシルクスクリーンをやってみたいという場合、いくつかの部品は100円ショップなどで販売されているもので代用することも可能です。ただしその分、手間もかかってしまうため、慣れないと難しいかもしれません。
出来映えによっては店舗などで仕事利用にも
シルクスクリーンを使ってオリジナルTシャツを自作することにも慣れてくると、本当にショップなどで販売されている既製品と遜色ない仕上がりのTシャツをつくることも可能になります。もし友人の間で評判になるほどの自作Tシャツがつくれるようになったら、販売をしてみるのもよいかもしれません。近年ではネットオークションやネット通販も盛んなので、試しに出展してみるといいでしょう。
さらに現在では、ネット上で自店舗を開いたり、委託販売したりすることで簡単に自分がつくったものを販売できるサービスがいくつもあります。そうしたサービスを使えば、低コストで自分のTシャツを販売することも可能です。シルクスクリーンの一度、版をつくってしまえば、同じものをいくつもつくれるメリットを活かせば、全国のかたに自分がつくったオリジナルのデザインのTシャツを着てもらうことも夢ではありません。
本格的なTシャツのオーダーならホシミへ
自作でもプロがつくったような素晴らしい仕上がりにするためには、アイロンプリントよりもシルクスクリーンを活用してTシャツプリントする方法が最適です。プリント機械さえそろえれば、自宅や店舗などで比較的簡単にオリジナルのTシャツをプリントすることができます。
ただし、自身でいろいろと作成してみるのも楽しいものですが、仕上がりを重視する場合は、専門のオリジナルTシャツを作成している会社に依頼することが、結局のところベストだと言えます。特にシルクスクリーンは、本格的なオリジナルTシャツがつくれますが、その反面、アイロンプリントに比べ手間がかかる、専用キットが多少高価というデメリットもあるため、自宅で着る用、外でも着る用など用途に応じて自作、依頼を使い分けてみるとよいでしょう。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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