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デジタルからアナログへと原点回帰が進むフォトフレーム
家族や恋人、友人との思い出の写真を部屋に飾る写真立て。近年ではフォトフレームと呼ばれ方が一般化し、デジタルなどの製品も出るなど姿・形を変えてはいるものの、世代を超えて使われ続けています。思い出をいつでも思い返すことのできる素敵なインテリアですが、最近は便利なデジタルから、手づくりのアナログへといった原点回帰が進んでいるようです。手づくりフォトフレームの価値について改めて見直してみました。
思い出を飾れるフォトフレームの価値
旅行のときの思い出や、日常の何気ない1コマなど、誰しも頻繁に見返してしまうお気に入りの写真は何枚かあるかと思います。現在、スマートフォンのカメラ機能が年々アップしていることもあり、ほとんどの方は撮影した写真はデータとしてスマホの中やパソコンに取り込んでそのまま保存していると思います。そのため、わざわざ現像して形として残している方はそこまで多くはないでしょう。
しかし、そうしたデータで鮮明な画がすぐに確認できるデジタルな時代だからこそ、現像した写真をフォトフレームにキレイに飾ることの価値が高まっています。見たいと思ったときにすぐに見ることができるのは、スマホで撮影することのメリットではありますが、フォトフレームにはどういった価値やメリットがあるのでしょう。
価値1:家族や友人とのコミュニケーションを生み出す
スマホで撮影した写真はそのまま画面上で見たり、また簡単にテレビ画面に映し出して見ることができます。しかし、どんなデバイスであっても、「見たい・見よう」という意思があるから画像を確認するかと思います。これに対してフォトフレームの場合、リビングのボードやテレビ台のうえに置かれていて、「見たい・見よう」といった意思とは関係なく目に入ってきます。そのため、ふとしたときに家族や友人とその写真について会話が発生するなど、自然なコミュニケーションを生み出します。
価値2:時間の経過をより楽しむことができる
最近は写真プリントの技術も向上し、撮影してから何年経っても色あせたりすることは少なくなっています。しかし、フォトフレーム自体は経年で色や質感が少しずつ変わってきます。この経年による変化こそがフォトフレームのよさの1つです。その変化によってその中に納まっている写真の時間をも感じさせることができ、味わい深いものに変わっていきます。
手づくりでフォトフレームを作成する方も急増中
フォトフレームのメリットとして、自分好みのデザインが選べるといった点があります。雑貨店やデパートには本当にさまざまな種類のフォトフレームがあり、その中から自分好みのものを探すのもまた楽しいものです。
さらにちょっとした工夫をするだけで既製のフォトフレームをより自分好みのものにつくり替えることも可能です。たとえば100円ショップで手に入るような小さな色のついたタイルやビーズを買ってフレーム部分に貼り合わせる。造花や小枝などをつけて立体感のあるフレームにする、布や紙を使って手づくり感を出すなど好みに応じて好きなアレンジができるのもアナログのフォトフレームならではの魅力です。
時代の流れとしては便利さを追い求めることで、デジタルの方面で進歩しました。誰もが簡単にデータとして写真を取り扱えることで、独自性は失われてしまったのかもしれません。そんな時代だからこそ、オリジナルな魅力を反映するということ実現できるアナログのフォトフレームの価値が見直されています。
DIYで世界に1つしかないフォトフレームを
アナログのフォトフレームは、楽しみ方もそれこそ無限大です。たとえば、既製のフォトフレームにさまざまな飾りを貼り合わせることで自分好みのデザインを楽しむことはできますが、さらに一歩進めてフレーム自体を自作することで、世界に1つしかないフォトフレームをつくってみるのもおすすめです。
ゼロからフォトフレームをつくるというと難しいのではと思われるかもしれません。しかし、実はそれほど手間をかけなくてもDIYでフォトフレームをつくることは可能です。たとえば以下の方法を用いれば、誰でも簡単に自分だけのオリジナルフォトフレームをつくれます。
方法1:お菓子やチョコレートの空き箱を使ってつくる
コンビニで販売されているお菓子やチョコではなく、プレゼントでもらうような小さくてかわいいギフトボックスをそのまま使ってフォトフレームをつくります。そのボックスの形に写真を切り、蓋の部分に写真を飾り、箱の底にカッターを入れて、足をつくり蓋の表側を糊付けするだけでかわいいフォトフレームのできあがりです。
方法2:コルク板を使ってつくる
100円ショップで手に入るコルク板を写真の大きさに切り、残ったコルクで周りの縁取りをつくります。写真を鋲で止めれば、単純に大きなコルクボードに写真を貼るよりも1つひとつ独立したフォトフレームとしておしゃれな感じに仕上がります。
便利なのにデジタル離れが進んでいる理由
一時期、デジタルフォトフレームが一世を風靡しました。フォトフレームの中の写真がスライドショーのように移り変わる商品が流行ったことを覚えている、もしくは保有しているという方も多いでしょう。しかし現在、店舗などでたまに見かける程度で、個人宅に飾っているシーンを見ることは少なくなっています。
デジタルフォトフレームは、そのときの気分で自由に写真を入れ替えることもできる非常に便利なものですが、常に電源を入れておかなくてはいけない、データの写真を見るのであればスマートフォンで十分などといった理由から、結局はプリントされた写真を飾る従来のフォトフレームへの回帰が進んでいます。
また若い女性の間で、2015年あたりから使い捨てカメラが流行していることも、従来のフォトフレーム人気復活の要因の1つと言えます。現像して初めてどんな写真かがわかるドキドキ感や画質がよすぎる最近のデジタルでは味わえない独自の風合いを楽しめることなどが使い捨てカメラ流行の理由ですが、その写真を飾るものとして、フォトフレームが大きな役割を果たしています。
万人受けするアナログの真心や手づくり感
多くの人がデジタルの便利さを知り尽くしたがゆえに、アナログの味わい深さに回帰する流れがあります。フォトフレームに関しても同様です。各メーカーからデジタルフォトフレームが発売されましたが、手づくりでプリントした写真を収めた方が「アナログの感じが素敵!」と注目を集めるようになっています。特に家に飾っておくフォトフレームは、デジタルの便利さよりもアナログの真心や手づくり感の方が万人受けするようです。
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