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お別れの場にふさわしい、メッセージ、プレゼントとは?
1~3月の年始・年度末シーズンは新しい出会いも多ければ、何かと別れも多くなるものです。転職、人事異動、海外出張などさまざまな理由で多くの方が今の職場を旅立つことでしょう。そうした際に欠かせないのが送別会や壮行会ですが、お別れの宴の場においてメッセージやプレゼントを贈ることはもはや恒例行事と言えるでしょう。そこで今回は去っていく方に心から喜んでもらえるメッセージ、プレゼントについて着目してみました。
メッセージ・プレゼントは送別会では必須
卒業式の送辞に代表されるように、お別れの場において去っていく方にメッセージやプレゼントを贈ることは、感謝やねぎらいの気持ち、新天地でも頑張ってほしいという思いを伝えるうえで欠かせない重要なイベントなのです。そうした場でただ盛り上がって、食事を楽しんで終わりというのでは、去る側、送る側どちらにとってもなんとなく物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。
また、プレゼントはもちろん、メッセージもできれば言葉を贈るだけではなく、手紙だったり、寄せ書きだったりと形にして贈ったほうがより気持ちが伝わりやすくなります。去っていく方が近しい存在であればあるほど、メッセージを形にすることは気恥ずかしいものがあるかもしれません。しかしだからこそ、そこに記される言葉は嘘偽りのない素直な言葉であり、相手に対する思いや気持ちがいっぱいに詰まった最高の贈り物になります。
大前提として主役中心であることが大切
送別会においてメッセージやプレゼントが重要であることは、言わずもがなですが、それにつながるものとしてもう1つ重要なポイントがあります。それは去っていく方の気持ちを第一に考え、主役として会を行うことです。これが当たり前のようで意外とできていないケースがよくあります。
もちろん集まる方との関係性や主役の性格にもよりますが、基本的に送別会とは、これまでの思い出話をしたり、一緒に働いているときにはできなかった話をしたりするなど、そこに参加した全員が去っていく方と最後のときを過ごす場所です。特に幹事の方は次のようなことに気をつけなければいけません。
注意点1:送別会にふさわしい店選びができていない
個室ではないうえ、ほかのお客さんの声が騒々しい店、やたらと大きな音楽が流れている店など、二次会以降であればまだしも、一次会で帰ってしまう方もいるので、ゆっくりと話ができる環境でないお店は避けるべきです。
また料理が美味しくないお店はもちろん論外ですが、主役が苦手な料理を出す店を選ぶといったことも気をつけなければいけません。サプライズのためにお店を隠しておきたいといった場合でも、食の好みは事前にリサーチしておきましょう。
注意点2:去っていく方を中心に会を進めていない
お店の都合でいくつかのテーブル席になってしまう場合、定期的に席を移動させて参加者の方すべてが主役と話しができるようにしましょう。別のテーブルでずっと固まって別の話で盛り上がっている人がいると全体の雰囲気も悪くなってしまいます。また、逆に主役と話しが盛り上がっているところで無理やり席を代えさせるなど、臨機応変な対応ができないと会が盛り下がってしまいます。
最後のメッセージ、プレゼントの贈呈で主役に喜んでもらうためには、そこまでに至るところで盛り下がってしまわないよう、幹事はもちろん、そこに参加するすべての方が送別会の主役が誰であるという大前提を忘れないようにしましょう。会の雰囲気をコントロールするのも重要な幹事の役目だと言えます。
さりげない思いやりが何よりもうれしいもの
送別会の最後に贈るメッセージとプレゼント。プレゼントと一緒に参加者全員で書いたメッセージカードや寄せ書きを添えると、感謝やねぎらいの気持ちがより伝わります。送別会を開いてくれ、そのうえプレゼントをもらえるだけでも十分、喜んでくれるとは思いますが、メッセージは書く前から書いている間、ずっとその人のことを考えながら書きますので、どんなプレゼントよりも贈った相手の心を感じてもらえるでしょう。
心を伝えるメッセージのポイントは、主役にしてもらったことで嬉しかったこと、助かったことなどを具体的に伝えることです。「イベントの際に重い荷物を持っていただいて本当に助かりました」「仕事でミスをして落ち込んでいるときに声をかけてもらってとても力になりました」「いつも明るく前向きな姿に励まされました」など本人が気づいていなかったり、忘れてしまっていたりするような些細なことでも思い出して記載しましょう。さりげないメッセージに、「そんなことまで覚えていてくれたのか」と嬉しくなるものです。
感動を生む気持ちのこもった惜別の言葉
言葉で直接、感謝の気持ちを伝えることも大切ですが、それをカードや寄せ書きなどにして残すことで、面と向かっては照れていえないこと、ほかの人には伝わらないお互いの関係だからこその思いなどを伝えることができます。
感動を生む言葉とは、偉人の言葉やどこかで聞いたことのあるような気の利いたセリフではありません。その人だからこそ言えることや感じたことを、気持ちを込めて書くことが一番強く相手の心を打ちます。それだけ自分のことを考えて書いてくれたのだという気持ちは必ず相手に伝わります。逆に言えば、気持ちを込めてない言葉も必ず相手には伝わってしまうのです。
感謝の気持ちが伝わるメッセージ・プレゼントを
ほかの人が読んで感心するすごいフレーズも素敵ですが、拙くても思いがこもった、感謝の気持ちが伝わるメッセージやプレゼントは受け取る側にとって特にうれしいものです。お別れの言葉はかっこいい、ためになるという視点で考えるのでなく、去っていくかたが喜んでくれるかどうかという点に注力してメッセージとして伝えてあげることが大切です。
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