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送別会などお別れの際の定番アイテム「寄せ書き」
年度末のタイミングは、学生であれば卒業、社会人であれば転職、部署異動、寿退社などさまざまな理由で別れの多い季節です。そうした別れのシーンに欠かせないお決まりのアイテムと言えば、多くの方が1度はもらったことがあるであろう寄せ書きです。多くの人がメッセージを書いてくれるこの別れの席の必需品は、どんな工夫を凝らすことで、去り行く主役に喜んでもらえるのでしょうか。もらった方の一生の宝物になるような寄せ書きのアイデアを紹介します。
色紙は安価だけど思いのこもったプレゼント
送別会、卒業式など年度末は別れの季節でもあります。慣れ親しんだ場所を離れ、新たな場所に旅立っていく方に対し、感謝の気持ちと別れを惜しむ気持ちを込め、プレゼントに添えて贈るものといえば、寄せ書きが真っ先に浮かぶのではないでしょうか。
お金をかけた高価なものをプレゼントとしてもらうのも、もちろんうれしいはずです。しかし、寄せ書きに必要な色紙は、わずか数百円もあれば購入できますし、それ自体は高価ではありません。それでもなお、お別れの場で寄せ書きが喜ばれるのは、それをつくるために大勢の方が、自分のことを一生懸命考えてメッセージを書いてくれたという気持ちに対して感動するからです。それまでの思い出やこれからのことを思い描いて書いてくれた言葉は、どんなに高価なプレゼントよりも気持ちが伝わってきます。
たった数百円の色紙に、プライスレスなメッセージを書き込めるということが寄せ書きの最大のメリットです。過ごした日々や思い出はお金では買えないため、特にお別れのシーンでは相手の心に残るような寄せ書きをプレゼントしてあげるといいでしょう。
メッセージを込められる重要なアイテム
寄せ書きに書くメッセージは、先輩、恩師、後輩、同僚などその関係性や付き合いの程度によって大きく変わってきます。どういった言葉であれ、贈る相手を思って書いた言葉には、その人の感謝、ねぎらい、新天地での生活に対する応援などたくさんの思いが込められています。そこで次に代表的なメッセージの例を紹介します。
パターン1:感謝の気持ちを伝える
贈る相手が自分よりも目上の人の場合、これまでの感謝の気持ちをメッセージに込めると相手に伝わりやすくなります。さらに相手にもらった助言や、それによって自分がどう変わったのかを書けば、感謝の気持ちはさらに強く伝わります。
パターン2:ねぎらいの気持ちを伝える
贈る相手が自分よりも目下の人の場合、感謝の気持ちに加え、これまでの仕事に対するねぎらいの気持ちを伝えるとよいでしょう。先輩や上司から「これまで本当によく頑張ってくれた」というメッセージは、新天地へ向かう人にとって何より嬉しく自信につながる言葉になります。
また、贈る相手が定年退職する場合は、目上の人であっても、「お疲れ様でした」「少しゆっくり休んでください」といったねぎらいのメッセージが喜ばれます。
パターン3:出会ったころのエピソードを交えて今の気持ちを伝える
同僚に対して寄せ書きにメッセージを書く場合、先輩や後輩と違い普段はなかなか言えない感謝やねぎらいの言葉とともに、入社当時のエピソードや印象を織り交ぜると、同僚ならではのメッセージになります。
パターン4:新天地での活躍への期待を伝える
異動や転職はどんなにベテランであっても多少の不安があります。そうした相手には、「これまでの経験を活かしてがんばってください」「○○さんなら新たな場所でも輝けます」といった新天地での活躍を期待する気持ちを伝えることが力となります。
もちろんどういった気持ちを伝えようと、それはその人次第であり、ここで紹介した例がすべてではありません。しかし、どういった立場であれ、贈る相手に自分の素直な気持ちを伝えることができるのが、寄せ書きの最大の利点であり、魅力の1つでもあります。
多様なアレンジやアイデアがある寄せ書き
寄せ書きといえば、真四角の白い色紙に思い思いの色ペンを使って、メッセージを書きこむのが一般的ですが、最近ではさまざまな色、形の色紙があります。また単にメッセージを書くだけではなく、写真付きにしてみたり、贈る相手の好きな柄にメッセージを書いて切り張りしたりとアレンジすることで、よりオリジナリティのある贈り物になります。
アレンジ1:色紙の色、形
少人数であれば、一般的な真四角のものでも問題ありませんが、大人数となると字が細かくなりすぎてしまい読みづらくなってしまいます。そういった場合は2枚に分けるよりも大きめな色紙や2つ折りの色紙にしたほうが、一覧性があって見やすくなります。また、贈る相手が若い方や女性の場合は、ピンクや赤といった華やかな色の色紙や、ハート型、花のポップアップ付の色紙を選ぶと喜ばれます。
アレンジ2:メッセージの形、アイデア
たとえば野球好きな方に贈る場合、ボールやバットの形の紙にメッセージを書き、人工芝風の緑の色紙にそれを貼る。絵が得意な方がいれば、メッセージを書く人の似顔絵を描いてもらい、そこにメッセージを入れる。飛び出す絵本形式に開くとメッセージが飛び出す仕掛けをつくるなど贈る相手にまつわるものやちょっと驚く仕掛けなどをすることで、贈る相手への感謝の気持ちを伝えます。
紙ではなくTシャツ!?驚きの寄せ書きTシャツ
色紙を使わない寄せ書きといったアイデアもあります。それが寄せ書きTシャツです。色紙風、横書き、縦書き、似顔絵や写真に寄せ書きといった形で、アイデア次第でさまざまなデザインの寄せ書きTシャツをオリジナルで作成できます。
寄せ書きは色紙といった固定概念があるかもしれません。しかし、だからこそそれ以外のものに寄せ書きをする意外性に、贈られる側の喜びは何倍にも膨れ上がるのではないでしょうか。またTシャツであればかさばらないので飾っておくこともでき、常に周りの人のメッセージに包まれ、新たな場所でも頑張ろうという活力につながるかもしれません。
ホシミでは、みなさんのメッセージを込めた寄せ書きTシャツも承っています。メッセージ内容や構図が決まっていれば、簡単にプリントすることができます。また、手書きで書き込みたいという場合は、寄せ書きができるデザインのプリントもご提案できます。送別会の際の贈り物にTシャツをご検討中の方は、
ホシミまでご相談ください。
意外性で去り行く主役を喜ばせよう
寄せ書きはそこに何が書かれているかよりも、喜んでもらうための工夫が垣間見えることが何よりもうれしいものです。そのため、できうるかぎりの工夫を施し、送り出される側が「これはやられた」と思うようなアイデアをひねることを心がけましょう。寄せ書きにも多くのアレンジやアイデアがありますが、送り出す相手に合わせたセレクトが非常に重要になります。
ホシミでオリジナルTシャツを作りませんか?
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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