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冬本番、極寒の季節を乗り越える服装とは?
冬本番を迎えるにあたって、衣替えはしっかりできているでしょうか?豪雪地帯の北信越や緯度が高い北海道・東北地方はもちろん、関東圏でさえも真冬の寒さが一番厳しいシーズンは秋物のアウターでは到底太刀打ちができません。そのため、きちんと防寒対策を行わないと体調を崩してしまうことにもつながりかねないでしょう。冬場を乗り越えるためにも、きちんと暖を取れる防寒アイテムをそろえることが大切です。今回は防寒対策のための服装について注目してみました。
冬に備えてそろえておくべきはアウター
コート、ジャンパー、パーカー、ジャケットなど誰もが冬になれば何着かのアウターを準備しますが、一口にアウターと言っても、しっかりと防寒できるものもあれば、見た目はよいものの防寒性は低いものまでその種類はさまざまです。また地域によっても必要とされるアウターは変わってくるでしょう。日本でも沖縄や鹿児島など冬でも比較的に暖かい地域であればそれほどしっかりとした防寒対策は必要ありませんが、北国を中心に寒い地域となると、かなりしっかりと防寒対策をしないと寒い冬を乗り切ることはできません。
皆さんがアウターを選ぶ際、何を重視して選択されるのでしょう。その年の流行のデザインや色などを選択基準にされる方もいれば、「自分の好きな素材を使用したアウターを」という選択肢もあるでしょう。また、自分の持っている服やアクセサリーに合うものといった選択基準で選ばれる方も多いかもしれません。
しかし、冬のアウターであれば、やはり暖かさを最優先に選ぶことをおすすめします。もちろんインナーで温度を調節することはある程度可能ですが、そうなると室内での温度調節が難しくなります。そういった意味でも、やはり防寒を重視したアウターを一着は持っていたほうがよいでしょう。
寒い冬を乗り越えるためのアウターとは?
Pコート、チェスターコート、マウンテンパーカー、ダウンジャケット。冬になれば誰もが着用する代表的なアウターは数多く存在します。ただ、ファッションアイテムとしてではなく、防寒着としてはどれが優れているのでしょうか。これらのアウターの防寒性についてそれぞれチェックしていきましょう。
Pコート | そもそもPコートはイギリス海軍が艦上用の軍服として用いられていたため、厚手で防寒性は高い部類に入るアウター。しかし、現在、一般的に販売されているPコートは軍用のそれとは違い、ファッション性を重視したものが多く、それほど厚手ではないため防寒性がそれほど高くない場合も多いようです。 |
チェスターコート | Pコートはどちらかと言えば学生向けのコートといったイメージがあります。それに対し、ビジネスマンが着るコートと言えばこのチェスターコートです。名前の由来は諸説ありますが、イギリスのチェスターフィールド伯爵が初めて着たことからチェスターフィールドコートと呼ばれるようになったと言われています。丈が非常に短いPコートに比べ、チェスターコートは膝上くらいまであるのが特徴です。しかし、防寒性といった意味では、Pコートよりもさらに劣ります。 |
マウンテンパーカー | その名前が示すように、登山用のウェアとして開発されたアウターです。登山用ということで防寒性は非常に高い部類に入ります。しかし、本格的な登山用ではないタウンユースのマウンテンパーカーは、意外にも薄手のものが多く、防寒性もそれほど高くはありません。 |
ダウンジャケット | ダウンフェザー(羽根毛、羽毛)を詰めキルティング加工したジャンパースタイルのアウターです。ここで紹介した4つのアウターの中では、もっとも風を通しにくく防寒性も高くなっています。首元にボアがついているものであれば、より暖かいでしょう。 |
冬場のアウトドアはより厳しい寒さに
以前、音楽フェスといえば夏といったイメージがあったと思います。もちろん今でもそれは変わりませんが、最近は年間を通して日本各地で音楽フェスが行われています。そして数は少ないながらも冬の野外フェスもあります。
また、キャンプもブームになっていて、この時期にキャンプへ出かけるかたも少なくありません。そして、冬と言えばウインタースポーツ。スキーやスノボーで例年、雪山は賑わいます。また、冬山を登山して楽しむクライマーもいるだけに、そうしたアウトドアのレジャーにおいては防寒対策を万全に行いましょう。そうしたシーンに備えて1着でも万全に暖を取れるアウターがあると非常に便利です。
冬の野外には寒いですが、シーズンを感じさせる楽しみや魅力があります。しかし、厳しい寒さであることは間違いありません。長時間野外で過ごす場合には、アウターはもちろん、インナーもしっかりと寒さ対策をする必要があります。
アウターに加えてインナーの充実が重要
寒い冬であっても屋内にいる時間が長い場合は、インナーで厚着し過ぎてしまうと温度調節がしづらくなります。しかし、前述したように冬の野外に長時間過ごす場合は、アウターだけではなく、インナーの充実が非常に重要になります。
温度調節をするには、1枚厚手のインナーを着用するのではなく、2枚のインナーを効果的に着用するようにします。気温の目安は最高気温が12度を上回るかどうかで判断するといいでしょう。日中の最高気温が12度を超える日であれば、薄手のインナーにトレーナーやセーターでも十分です。最近は保温性の高いインナーが増えていますので、それを着用すれば万全になるでしょう。
もし最高気温が12度を下回る日の場合は、インナーも中厚手のものにします。そして夜間やさらに寒い日は薄手と中厚手の2枚を重ね着するとよいでしょう。このようにインナーを上手く使い分けるだけでも、冬場をより快適に過ごせるようになるかもしれません。
シーンに合わせて最適服装選びを
冬場の防寒対策は、外に滞在する時間帯とその時間、場所、目的によって大きく変わってきます。たとえばまだそれほど寒くない日であれば、防寒性の高くないPコートやチェスターコートでも問題はありません。少し寒いぐらいでもその下に薄手のダウンやベストを着用すれば、スタイリッシュなスタイルを保ちつつも防寒対策は十分です。
またデートやパーティーなどあまり厚着でモコモコした感じにしたくない場合は、ダウンジャケットなど防寒性の高いアウターに加え、足首、手首、そして首元の3か所をしっかりと温めるようにします。この3ヶ所を冷やさなければ、それほど厚着をしなくてもある程度の寒さは防ぐことができます。見た目ばかりを気にしすぎると風邪をひいたり体調を崩したりと周りに迷惑をかけることにもつながります。シーンに合わせて最適なアウターを選びつつも、防寒対策を怠らないようにすることがポイントです。
真冬でも半袖短パン姿で元気に駆け回るのが元気な証拠というのは子どものときだけの話であり、大人になって薄着で出歩いて風邪でも引いたら、それは管理不足としか言えません。暖かいアウターはもちろんのこと、状況に合わせてインナーも上手く使うことできちんと暖を取るようにしましょう。体調を崩しやすい季節は、何かと仕事も忙しくなるもの。体調管理のためにも服装をしっかりそろえることが大切です。
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