Tシャツの気になる黄ばみ・汚れをキレイにする洗濯の裏ワザ

裏技を駆使することで黄ばみ・汚れからの復元は可能？

汗や食べ物など、いつの間にか服に染み込んでしまっている黄ばみや汚れ。特に白いTシャツなどの黄ばみ・汚れが目立つカラーの場合は、一層の注意を払う必要があります。洋服を着飾るうえで黄ばみ・汚れは大敵ですが、実は洗濯の裏ワザを駆使することでまるで新品のようなキレイさを復元することができるかもしれないことをご存知でしょうか。洋服の黄ばみ・汚れにお悩みの方は、まずは論より証拠ということで、これから紹介する方法をまずは実践してみてください。

着ているだけでもついてしまう黄ばみ・汚れ

洋服はキレイな状態を保てればそれに越したことはありませんが、ほこり、食べ物、汗など洋服が汚れる原因は1つではありません。特に夏場は汗をかくだけでもシミとなり汚れてしまうなど、たとえ外出せず飲食すらしていないとしても、洋服は着ているだけでも汚れてしまう可能性があるのです。

洋服が汚れてしまうもう1つの原因として、洗濯せずに放置しておくことが挙げられます。それほど汗をかいていないから毎回洗濯しなくてもいいだろうと放置しておくことで、特にTシャツなどは皮脂汚れによって少しずつ黄ばんでいきます。さらに洗濯をしたとしても間違った方法で洗濯したり、しっかりと干したりしないことで汚れが落ちないばかりか、かえって洋服を傷めてしまうこともあるのです。

洋服の黄ばみ・汚れを防ぐためには、まず見た目が汚れていないからといって放置しないこと。そして正しい方法で洗濯し、終わったらしっかりと干して乾かすことが重要です。次の項では正しい洗濯方法について紹介します。

なるべく迅速に適切なやり方で洗濯を

黄ばみ・汚れを落とすためには、「洗濯機に洋服と洗剤を入れればいいだろう」「汚れた場合には漂白剤につければキレイになる」と考えるのは間違いです。たとえば漂白剤と一口に言っても大きく分けて3種類あり、そのチョイスを間違えてしまうと洗濯後も黄ばみ・汚れが落ちずに付着したままになってしまう場合があるのです。

漂白剤には、塩素系、酵素系、還元型の3種類があります。一般的な漂白剤は塩素系のものが多いのですが、Tシャツの黄ばみの要因である皮脂汚れの漂白を得意としていません。Tシャツの黄ばみを落としたい場合のおすすめは酵素系漂白剤です。そして、よりしっかりと汚れを落としたい場合は、液体ではなく粉末の洗剤を使用するこことをおすすめします。

また、漂白剤だけで黄ばみが落ちない場合は、洗濯をする前につけおき洗いをします。50度ぐらいのお湯につけおいておくことで皮脂汚れが溶けやすくなり、普通に洗濯をするよりも汚れが落ちます。つけ置きする時間がない場合はシミや黄ばんだ部分だけに漂白剤をつけ、ドライヤーで暖めるだけでも皮脂汚れが溶けやすくなります。基本的に頑固な皮脂汚れを落とすには、暖めることがポイントです。

オリジナルTシャツを特に丁寧な選択が必要

人が肌に身につける洋服なだけに、汚れや黄ばみがついてしまうのは当然のことです。ただ洋服に一番ダメージを与えるのは、黄ばみや汚れを放置することです。そこで大切なことは、今回紹介した裏ワザをすぐに実践することです。初動の対応がキレイさの復元にかかわる重要なポイントなことを覚えておきましょう。

特にオリジナルTシャツは気をつけて丁寧に洗濯をするようにしてください。市販されているTシャツに比べ、一度汚してしまえば二度と手に入れることができなくなる可能性が高いため、大切に使うようにしましょう。ちなみに大切な洋服の場合、洗濯後は必ず陰干しにしてください。洋服は日光に当てることで酸化してしまい汚れが残ってしまうことがあります。特に黄ばみ汚れ対策をした洋服は陰干しを徹底し、酸化させないことで汚れが残りにくくなることを覚えておきましょう。