地方の人口減少の流れを止めるための地域活性化イベント
若者を中心に地方離れの傾向にある近年の日本。東京や大阪など大都市に移り住む人が増えており、地方の人口減少に歯止めがきかなくなってきています。その中で人口減少の流れを変えようと多くの人たちが地域活性化のためのイベントの開催を模索しています。そうしたイベント戦略の1つとしてTシャツやパーカー、ジャンパーなどのオリジナルグッズが大いに活用されています。
都市集中が続く昨今の日本の情勢
総務省統計局が発表した「日本の統計2017」によると、2015年の東京の人口は約1,350万人です。日本の総人口が約1億2700万人のため、日本人のおよそ10人に1人は東京に住んでいる計算になります。バブル期に広い土地を目指して多くの方が郊外に拠点を求めるなど、一時期はドーナツ化現象が見られましたが、むしろ近年の傾向は都心回帰。住まい選びにおいては都市部が絶大なる人気を誇っています。
また、2010年から2015年にかけての人口増減率で見ても、すでに東京は人口が多いにもかかわらず、2.7%も増加しています。また、神奈川、千葉、埼玉といった東京近郊の県も東京ほどではありませんが、0.1~1%増加しています。0.1~2.7%という数字は少ないように思われるかもしれませんが、全国平均が-0.8%で減少傾向にあるだけに、多くの方が移り住むことで都市部への集中傾向にあることは間違いありません。
地域を盛り上げるためのイベント開催が必須
地方の人口減少の流れを止める方法は大きく分けて、「単純に都市への流出を止めること」「都市や別の地域から新しく人を集めること」の2点です。これを同時に実現させるために行うべきなのが、地域活性化のイベントです。
イベントは単純に地元以外から人を集められる効果があるだけではありません。イベントを成功させるため、地元の人が集まってどうすれば喜んでもらえるか、何をすればまたこの町に来たいと思ってもらえるかを徹底的に議論していく中で、地元の人々に地域の素晴らしさや強みなどを再確認することができるというよさもあります。
そこでおすすめしたいのが、イベントスタッフ用のオリジナルTシャツなどのグッズの作成です。ただ集まって話してイベントをやるだけではなく、全員が同じTシャツやジャンパーなどを着ることで目的意識も明確になり、より一体感を生み出せるでしょう。またイベント当日はオリジナルTシャツを着て楽しそうに運営しているスタッフを見た観光客の方が、「この町の人は生き生きとしているな」という好印象を抱いてもらえるきっかけにもなります。
Tシャツは一体感を生むためのツール
都市集中型で人も物も金も大都市に流れがちな現代において、地域を活性化するイベントは非常に重要です。「地方創生」という言葉が流行っているように、いかに地方を盛り上げるかが日本という国全体のテーマと言えます。
もちろん、イベントを開催すれば必ず成功するわけではありません。たとえばイベントをやってある程度の効果があったので、半年に1回だったのを単純に月1回に増やしたところ、すぐに飽きられてしまい負債を抱えてしまうなど、常にお客様に喜んでいただくための創意工夫がなければ、イベントをやることで活性化するどころか縮小してしまう可能性も十分にありえます。
限られた予算の中でやれることやれないことなどの内容をしっかりと精査し、観光客に「また来たい」と思ってもらえるようにすることが、地域活性化のイベントを成功に導きます。そういった意味でも予算をそれほどかけずに一体感を生み出せるTシャツなどのオリジナルグッズの作成は、地域創生イベントに大きく貢献するツールになるでしょう。
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