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成長企業のブランディングを助ける企業キャラクター
近年、自社の知名度を広めるという目的でオリジナルキャラクターの作成に力を入れる企業が増えてきています。キャラクターを企業の顔とすることによって広報・宣伝活動をしやすくすることが目的ですが、認知度が高まればキャラクターグッズの販売など2次的な活用も期待できます。地方自治体などの“ゆるキャラブーム”が定着した昨今、スポーツチームのマスコットなどだけではなく、一般企業においても独自のキャラクターグッズをつくることには大きなメリットがあると言えるでしょう。
多くの企業が取り組むキャラクターを使った戦略
古くは文明堂のCMでラインダンスを踊る小熊から、昨今のくまモン、ふなっしーなどのゆるキャラの登場まで、日本では企業や地方自治体の広報活動の一環として多くのオリジナルキャラクターが誕生しています。これらのオリジナルキャラクターは、親しみやすく愛着が持てる存在として人気のあるものでは、関連グッズの販売で数億円規模の売上を叩き出しているものもあります。
また、本来の目的である企業の広報・宣伝においても、事業の方向性をキャラクターというビジュアルで表現することで長い文章よりも直感的に届けることができます。視覚的なイメージを活用することで伝えたいメッセージをより連想してもらいやすくなるのです。
もちろん、直感的にイメージとして伝わってしまうため、そのキャラクターデザインの出来がよくなかったり、事業の意図からそれたものであったりすれば、受け取り側が誤認識してしまう恐れもあります。それにより企業イメージが悪化する可能性もあることを肝に銘じましょう。オリジナルキャラクターは上手くいった場合もそうでない場合も与えるインパクトが大きいため、作成時には明確なビジョンのもと作成することが大切です。
キャラクターを使ったセールスプロモーション事例
キャラクターを使ったセールスプロモーションとして代表的な例は、文明堂の「小熊」、熊本県のゆるキャラ「くまモン」などの動物系や不二家の「ぺこちゃん」、マクドナルドの「ドナルド」、ケンタッキーフライドチキンの「カーネルサンダース」などの人物系が挙げられます。
どのキャラクターも、名前を聞いただけでその姿を思い浮かんでくるのではないでしょうか。それはブランドイメージが浸透している証拠です。また、単にキャラクターが有名というだけではなく、そのキャラクターには必ず商品やサービス(くまモンに関しては県名)もあせて想起されます。このキャラクターとTシャツやボールペンなどの関連グッズ、サービスが総じて世の中の人の印象に残ることができれば、キャラクターを使ったセールスプロモーションとしては成功なのです。
歯科事業のPRをするイーハくんの事例
キャラクターが実際の事業に紐づいているほど、見た方がビジネスモデルを想起しやすくなります。ここでは1つの事例として「イーハくん」というキャラクターを紹介します。このイーハくんを生んだ株式会社フリーセルという会社は、2001年の創業以来、歯医者の経営をサポートする歯科事業を展開してきました。事業の一環として歯科医院検索のポータルサイトも運営しており、イーハくんはそのポータルサイトから生まれたキャラクターです。
この画像のように、ぱっと見ただけで歯を連想するわかりやすいデザインながら、ちょっとした愛くるしさを覚える絶妙な立ち位置のキャラクターとして、歯科業界では愛される存在となっているようです。また、着ぐるみにおけるPRにおいては、歯ブラシを持参するなどあからさまに「歯」を連想させています。くまモンという名前だけで熊本を想起させるように、イーハくんも名前の由来は「いい歯」です。そうした事業と紐づけたキャラづくりをすることで、上手く自社の取り組みの広報・宣伝活動をしていくことが期待できるというわけですね。
キャラクターを利用したオリジナルグッズの作成を
扱っている商品やサービスにもよりますが、多くの企業にとってオリジナルキャラクターは、イメージアップや認知度の向上に大きく役立ちます。また、キャラクターという特性上、そのキャラクターのファンになり、そこを入口として企業に興味を持ってもらうことも可能です。そのため、敷居をできるだけ低くしてより多くの方にキャラクターを知ってもらうための工夫が必要になります。キャラクターの浸透のためにぜひおすすめしたいのがグッズ販売です。
キャラクターグッズにも数多くの種類があり、ボールペン、マグカップ、タオル、うちわなどが挙げられます。ただ、キャラクターをPRするうえでもっとも効果的なのがTシャツやパーカー、ジャンパーなどのキャラクターのデザインをあしらった洋服でないでしょうか。特にTシャツは業者に依頼することで簡単に作成することが可能であり、依頼から早ければ2日後に品を受け取れるサービスもあるほどです。
たとえば、先ほど紹介したイーハくんなどのキャラクターデザインがもう確立されている場合であれば、画像データを送り、簡単なデザイン指示を業者に送るだけで上記の写真のようなキャラクターTシャツを、手間をかけずに作成することができます。イベントなどの際にスタッフ総出でこうしたキャラクターTシャツを着て、さらに着ぐるみなどもあれば、参加者に対してできる視覚的なアプローチは非常に有効的だと言えるでしょう。
宣伝手法にお悩みであればキャラクター利用の検討を
空前のゆるキャラブームもあり、もはや女性やお子様向けのTシャツなどの商品、サービスに限らず、さまざまな企業でオリジナルキャラクターの作成が当たり前になりつつあります。PRの方法に頭を悩ましている企業の広報部の方は、オリジナルキャラクターの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
「うちのビジネスモデルは難しいから、キャラクターなんて……」とお考えの方は、ちょっとした考え方の転換をしてみましょう。難しい説明など言葉ではなかなか理解しづらいものでも、ビジュアルにアプローチする直感的なキャラクターデザインの方がイメージしやすいケースがあるはずです。要するにオリジナルキャラクターは企業ブランドを伝える1つの方法論となり得るのです。
それこそ堅いビジネスをやっているBtoB企業であれば、キャラクターのゆるさとのギャップがクライアントやお客様の印象に残るかもしれません。キャラクター戦略はアイデアをキャラクターに落とし込むことが難しい作業ですが、それこそ企業ブランドの確立と≒(ニアリーイコール)だと言えます。企業イメージを浸透させる抜本的な改革が思いつかない場合やこれまで自社のPRが上手くいかずに今後の方向性が見えないという場合は、思い切ってキャラクターをつくってみることをおすすめします。もしかしたら、そのキャラクターが次のブームを生む人気キャラにまで成長するかもしれません。
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